さて、再び大移動です。
9:50頃、室戸岬からバスに乗車。
10:;50頃、甲浦(かんのうら)駅に到着。
阿佐海岸鉄道、甲浦駅。
観光案内所兼用のような駅舎がありますが、ホームは建物の外(写真右)の階段を上ったところにあります。改札もなければ駅員もいません。
甲浦駅ホーム。
線路真っ直ぐ!
周囲何もない!
ホーム誰もいない!
待合室の中には【阿佐鉄瓦版】なるものがぺたぺた貼られています。
…まるで小学校の壁新聞のような雰囲気。
ええと、なになに…。
『てつ駅長、見事脱皮す!』
………は?
写真には、『駅長室』と書かれた水槽の中にいる伊勢エビが写っています。
ええと…なんだこりゃ…。
ホームの端の方には
『ん』
とかかれた板が…
…待合室に説明がありました。
始発から終点までの沿線数カ所にこのようなプレートがあり、
そこに書かれた文字を並べ替えてできた言葉を用紙に書いて駅員に渡すと記念品がもらえるというイベントでした。
ふーん、あとでやってみよう。
11:13、阿佐海岸鉄道で出発。
始発から終点までずっと単線で途中分岐もないようだったので、この車両が1日中ずーっと何往復もしているのかなぁ…。
で、先ほどの『ワードを探せ』をやってみようとキョロキョロしていたのですが。
舐めてました。
左右どちらにあるかもわからず、トンネルを出た瞬間に振り返らないと見えないものもあり、
十数文字中4文字ほど見落としてしまいました。
結局キーワードは判らず。
最低でも往復は乗らないとわからなかったのかも…。
阿佐海岸鉄道は甲浦、宍喰、海部のたった3駅しかありません。
11:24、海部(かいふ)駅に到着。
JR牟岐線、牟岐行きの車両にすぐ乗り換え。
またしても1両編成。
11:47、牟岐(むぎ)駅到着。
ここでまた乗り換え。
まだ路線はJR牟岐線なのですが、直通で徳島まで行くものは少ないようです。
今度は2時間ほど乗って、13:44に徳島駅到着。
徳島駅は線路の数は非常に多いのですが、全体的に古くさい感じのする駅でした。
改札は自動化しているし電光案内板もあるのですが…
駅自体の構造が何十年も前のもの、という感じ。
ところで…写真を見て判るかな?
これだけ線路があるのに、架線が一本もありません。
実は、徳島県の鉄道はまったく電化されていません。
日本に初めて鉄道が走った日から現在に至るまで、一度も『電車』が走ったことがない唯一の県なのだそうです。
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あまりにお腹が空いたので徳島ラーメン。
にごったスープと、チャーシューではなく焼肉が乗っているのが特徴、なのだそうです。