といわけで最初の見学地は丸亀城。
100名城めぐりの…いくつめだっけ?
駅から10分ほど歩いて、
大手門到着。
堀も残っていて雰囲気満点…なんですが、メジャーな観光地というわけでもないせいか、はたまた平日のせいか、ほとんど人影もなく…
大阪城や名古屋城のような超有名スポットならもっと人がいるのでしょうが…。
大手二の門をくぐって、大手門枡形へ。
右が二の門、左が一の門です。
これらの門も再建ではなく築城当時から残っている貴重なもので、国の重要文化財。
とくに一の門はどっしりとした立派な櫓門です。
天守閣を目指す前に、もう一つの現存建築である御殿表門を見に行きました。
これは藩主の居館の表門だったもの。
写真に写っているのは本当は内側で、ここを出ると城の搦手口の方に道が続いています。
表門の脇にある番屋です。
地味ですがこれも現存建築だそうです。
…すぐそばで中学生が球技をしていたのですが、傷つけたりしないのかな…?
それでは天守閣目指して上って行きます。
右手が三の丸の方へ昇る坂。
写真だとよくわからないのですがかなり急な坂です。
建物は観光案内所兼土産物店で、丸亀の特産品であるうちわの工房もあります。
上り口にある紀念碑。
丸亀半裁後の藩主、京極朗徹(あきゆき)の死を追悼して建立されたもの。
坂の途中にある帰厚の碑。
丸亀公園の維持費を寄付した片岡政吉・式村茂の業績を称えて建立されたもの。
この坂は現在はきちんと舗装されているので脚への負担は軽いのですが、
傾斜がきつく一気に昇るのは少々しんどいですね。
そのためときどき振り返って後を見たくなる…ということで『見返りの坂』と呼ばれているそうです。
写真は三の丸まであと少しの位置。
丸亀城は石垣も有名です。
地面↑三ノ丸↑二の丸↑本丸と三段・四層に積み重ねられ、その高さは合計で60m。
写真の部分だけで高さ22m。
カーブを描きながら上部ではほとんど垂直になる高い石垣になっていますが、この曲線は扇の勾配と呼ばれています。
三の丸到着。
とりあえず上りが大変なのはここまで。
櫓跡から丸亀市を見下ろしてみたり…。