遠野へ

3日目。
この日も朝早く宿を出発、6時過ぎの新幹線に乗車。
新幹線に乗ってさえ、盛岡から乗換駅である新花巻まで40分もかかります。
岩手って南北に長いんだな。


新花巻駅でかなり待って(接続が悪い)釜石線に乗車。
釜石線はディーゼル式、単線。
窓の外に見えるのは広大な水田だったり、ガスのかかった山だったり。
とにかく、すごい田舎を走っていきます。
駅に妙なカタカナの書かれたプレートがあるのに気付きました。
どうやら釜石線では、各駅に、通常の日本語の駅名の他にエスペラント名が付けられているようです。
たとえば、
【新花巻】 は 【ステラーロ (Stelaro=星座)】、
【宮守】 は 【ガラクシーア・カーヨ (Galaksia Kajo=銀河のプラットフォーム)】
…日本名を訳しているわけではないのですね。なんとなく宮沢賢治の【銀河鉄道の夜】あたりからとっていそうな感じがするのですが、駅のプレートには由来までは書かれていないので本当のところは判りません。
そして、8時少し前…
目的地である【遠野】、エスペラント名【フォルクローロ (Folkloro=民話)】に到着。
遠野には河童や座敷童などの民間伝承が多くあるので、この名前には納得。
駅前も河童だらけ。
遠野・駅前の河童2.jpg 遠野・駅前の河童.jpg
広場には細身の4匹の河童、
遠野・駅前ポストの上の河童.jpg
郵便ポストの上には体育座りをした丸っこい河童、
遠野・駅の屋根の上のカッパ.JPG
駅舎の屋根の上にも河童、
遠野・駅前のカッパの交番.JPG
駅前交番などは建物全体が河童の顔です。
しかもウィンクしてるし!
やってきたバスに乗って、遠野での最初の目的地【山口の水車】へむけて出発。

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