四国旅行5日目

四国東部旅行5日目。
今日で高知を離れ、徳島まで大移動です。


今回の旅行はJRの周遊きっぷ【徳島・室戸・高知ゾーン】を使っているのですが、
入口駅は阿波池田または徳島または高知。
フリーゾーンは
JR土讃線の阿波池田~高知
JR牟岐線の徳島~牟岐
土佐くろしお鉄道の後免~奈半利
阿佐海岸鉄道の甲浦~海部
土電バスのはりまや橋~安芸
高知東部交通バスの安芸~室戸~甲浦
…で、なぜか阿波池田~徳島を結ぶ徳島線が含まれていません。
ということは、阿波池田~高知の西側と徳島~牟岐の東側を行き来するには
別料金を払って徳島線に乗るか、または室戸岬をバスで大きく回っていくことになります。
高知駅から徳島駅まで移動するのにかかる時間は、
高知→(土讃線)→阿波池田→(徳島線)→徳島 で2時間30分ほどなのに対して、
あくまでフリーゾーン内で行こうとすると、高知→(土讃線)→後免→(土佐くろしお鉄道)→奈半利→(バス)→室戸岬→(バス)→甲浦→(安佐海岸鉄道)→海部→(牟岐線)→徳島で6時間以上…
と、室戸岬周りは非常に時間がかかるのですが…
まぁ、室戸岬も一度くらいは見てみたいし、
海岸沿いに進んだ方が四国一周した気分になれるし、イイか…
というわけで、例によって早朝の真っ暗なうちに宿をチェックアウトして駅へ。
…真っ暗といっても午前6時。平日なら起きている時刻ですが。
高知駅6:00発の南風2号で後免(ごめん)駅へ。
そこで土佐くろしお鉄道、ごめんなはり線に乗り換え。
ごめんなはり線.jpg
ごめんなはり線はたった1輌だけの編成。
それでもほとんど乗客がいない状態でした。
後免駅6:21発。
後免駅のマスコット.jpg
お客さんはいなくても、ごめんなはり線は楽しい鉄道でした。
駅や車内にはこんなキャラクターがいっぱい。
なんとなくアンパンマンにでてきそうな雰囲気の絵ですが…
それもそのはず。
アンパンマンの原作者やなせたかし氏が高知県出身ということで、
ごめんなはり線はすべての駅にやなせたかし氏デザインのマスコットキャラクターがいるんですね。それぞれ駅名をひねった名前がつけられています。
しかも、駅名表示板のみならず、駅前に人形が立っていたり、駅前の植え込みがキャラの形に刈り込まれていたり。
~~
地方のマイナー路線ということで、田舎の風景の中をのんびり走るのかと思いきや…
意外に高架の比率が高く、窓外の風景は一瞬ゆりかもめなどの新交通システムのようにも感じてしまいます。見えているのは海だの畑だのなのに…地面を見下ろす角度のせいかなぁ…。
奈半利駅.jpg
1時間ほどかけて、7:28に奈半利(なはり)駅到着。
駅も高架式で近代的な感じ。富良野線の美馬牛駅のような無人駅を予想していたのに(笑
ここにもやっぱりマスコットがいました。
奈半利のマスコットは『なはりこちゃん』。
後免駅の『ごめんえきお君』と『なはりこちゃん』の二人は鉄道職員風の格好をしていますが、他のキャラは…顔がみかんだったりボールだったりナスだったり、そもそも人間ですらないものがほとんどです。
他のキャラを見たい方はこちら
http://www.gomen-nahari.com/kyara.html
うーむ、ファイル名 kyara.html かよ…。
~~
7:43、奈半利駅のすぐ前にあるバス停から室戸岬行きのバスに乗車。
ごめんなはり線もバスも本数が少なく、必ずしも今回のように15分程度の待ち時間で接続しているわけではありません。同じコースを辿ろうとする人は事前に各社サイト等で時刻表を確認して下さい。
このバスで室戸岬まで一気に移動します。
途中からはずっと右手に海が見えていて、海岸線の変化を楽しむことが出来ます。
バスにも1時間ほど乗車。8:41に室戸岬に到着。

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