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金沢能登~ブレイク

妙立寺から歩いて数分の場所に、にし茶屋街があります。
ひがし茶屋街の方が有名でそちらばかり大きく取り上げられることが多いようですが、にし茶屋街も古い町並みが残されて(それとも再現されて?)おり、町歩きを楽しむことができます。
にし茶屋街.jpg


…と、観光ガイド風に書くならそんなところですが。
実は『古い町並み』は、ほんの100mほどの長さの通り1筋だけ。
写真に写っている範囲でほぼ全部。
普通の人なら90秒歩いたらゴールです(笑)
とはいえ、おちついた雰囲気の料亭や土産物屋が軒を連ね、他の通りとは全く違う雰囲気を醸し出しているのも確か。僕は入りませんでしたが(というかその時間帯はそもそも開いてないし)現役本物の芸妓さんもいて『御茶屋遊び』も楽しめるそうです。
せっかく近くまで行ったのなら、覗いてみるといいと思います。
このエリアのオススメは、甘納豆の専門店『かわむら』。甘納豆なんて駄菓子の一種のように思っていましたが、ここのは『和菓子』です。たいへん美味。
それから『西茶屋資料館』。
にし茶屋資料館.jpg
島田清治郎という作家についての資料館ですが、文学に興味がない人にもオススメ!ここには観光ボランティア「まいどさん」が常駐していて、周辺のスポットの情報を教えてもらえます。
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だんだん天気が良くなってきました。青空の見える範囲が広がっています。
にし茶屋街から犀川を渡って、次はいよいよ今回の旅行のメイン、兼六園へ!
広小路から兼六園方面への直通のバスがないので途中で乗り継ぎになってしまいます。それに距離も1.4kmほどしかないようです。
僕の足なら15分。
というわけで、歩いて向かうことにしました。
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移動の途中にもいろいろありました。
堂形のシイノキ.jpg
旧県庁の建物の前の樹があまりに見事。
『堂形のシイノキ』…天然記念物らしいです
旧石川県庁.jpg
旧県庁の建物も、歴史を感じさせる立派なものです。
東大の建物に雰囲気が似ているように思います。建てられた時代が同じとか??
(↑と思って調べたらどちらも大正時代の建築ですね)
僕が前を通りかかったときはまったく人の気配がなかったのですが、後になってネットで時々内部の一般公開をしているという記事を見かけました。見たかったなぁ。
石川近代文学館.jpg
同じ並びにある石川近代文学館の赤煉瓦の建物もステキです。
明治時代に建てられた旧制第四高等学校の建物を利用しているそうです。
…正直な話、僕は中身の展示より建築の方に惹かれました。
というか中身、見てません(笑)
建物自体が重要文化財だそうです。
四高といえば、いまの金沢大学の前身。ちなみに他の旧制高校では、一高は東大、二高は東北大、三高は京大です。もっとあるはずですがあとは知りません(笑)
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このエリアは街を歩いているだけでも見所だらけです。
前日に見学した21世紀美術館は旧県庁と通を挟んでほぼ真向かい。
兼六園と金沢城公園と旧県庁の敷地は互いに隣接。
今回は見学できなかったのですが、他にも美術館や博物館がいくつも密集しています。また金沢に行く機会があったら…今度は兼六園の雪景色も見たいですが…市内の美術館・博物館をコンプリートしたいですね。
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【西茶屋資料館】
金沢市野町2-25-18
9:30-17:00
広小路バス停より3分
【甘納豆かわむら】
金沢市野町2-24-7
平日9:00-19:00
日祝10:00-17:00
西茶屋資料館のほぼ真向かいです
【石川近代文学館】
http://kinbun.com/
金沢市広坂2-2-5

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