再び歩いて首里駅方面へ。
すぐに見えてくるのが、大きな池…【龍潭(りゅうたん)】です。
道路に面している部分もそれなりに大きいのですが、この池は道路と直角…南北方向…に長く、その先は先に通った【円鑑池】のすぐ近くまで続いています。
#角度によっては池の向こうに首里城が…って見える角度で撮影すれば良かったな。
池の傍らに遊歩道があるので、歩いてみました。
な、なんじゃこのヘンな鳥は。
顔だけ真っ赤、白と黒がデタラメに混ざったような体色。個体によって模様がかなり違います。
体はけっこう大きいです。アヒルよりひとまわり大きいくらいかな。
人になれているのか、近寄っても逃げません。
…しかも、そこらじゅうにうじゃうじゃいます。
帰ってきてから検索をかけたら『龍潭 & 変な鳥』で大量にヒットしました(おいおいw)。
バリケンという、南米原産の鴨の一種だそうです。
さらに奧へ。道路から離れるのであたりが静かになっていきます。
この池は15世紀に人工的に作られたもので、
池の形は龍の頭部を模しているそうです。
かつては、池に龍船を浮かべて渡来した冊封使(さっぽうし、中国皇帝からの使者)を歓待したのだとか。…そのわりには水深が浅そうなんですが。中ほどはそれなりに深いのかな。
【竜淵橋(りゅうえんきょう)】。
この向こうは最初に見た【円鑑池】。
首里城や円覚寺から流れ出た水(雨水・湧水など)は円鑑池へ流れ込み、さらに龍潭へと流れていくようになっているそうです。
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そのまま弁財天堂そばに出ました。
これで首里城周辺は一回りできたはず…。
旅行記ではずいぶん引っ張りましたが、実はまだこの時点で午後2時すぎでした。
というわけで、首里駅からゆいレールに乗り、今度は沖縄のバス交通の中心である【那覇バスターミナル】へ向かいます。