筑波海軍航空隊記念館 その2

旧司令部庁舎へ

記念館に隣接する建物は旧司令部庁舎。昭和13年頃に建てられたものです。
記念館のチケットで内部を見学できます。

入口は正面玄関ではなく、記念館の建物との間にある小さなドアです。

入口近くに庁舎のフロアマップがありました。ちょっとピントがボケた…。

1階

旧司令部庁舎1F。笠間市フィルムコミッション事務所などが入居しています。内部見学可能な部屋は限られています。

展示室①

小笠原諸島海底で発見されたエンジンなどが展示されています。

弾痕が残っているものも。海底にあったということは撃墜された機体が多いでしょうから、当然といえば当然ですが…。

展示室②

ここにはまったく解説がなかったのですが、これは消火ポンプでしょうか?

中央階段

平面図でも判るとおりこの司令部庁舎には両端と中央に階段があります。写真は建物中央の階段です。階段には人造石研ぎ出しが使われています。人造石研ぎ出しとは、セメントに顔料・大理石破片を配合して塗りつけ、効果後に研磨して仕上げたものです。

2階

2階の階段と廊下の様子。2階の廊下の床にも人造石研ぎ出しが使われています。壁には腰羽目板張り。これらは海軍航空隊基地時代に作られたものです。

旧司令室

初期方向正面の大きな扉は書庫で、海軍航空隊基地時代から残っている物です。ここもロケセット再現部屋と同じようにもとはリノリウム床だった上に木目調の床を敷いています。天井も格天井です。

書庫内の様子は近くに展示されている写真で確認出来ます。

副官室

映画『永遠のゼロ』で、武田(三浦貴大)らが宮部(岡田准一)の陰口を叩いているのを大石(染谷将太)が聞いている、という場面が撮影された部屋だそうです。
僕がいった時は映画『アルキメデスの大戦』の撮影風景の写真や衣装などが展示されていました。

部屋の中央にあるこの小さな机は海軍航空隊基地時代に使われていたものだそうです。

【永遠のゼロ】セット再現

『永遠のゼロ』ロケセットが再現されています。
木目調 の床は映画の撮影用に敷かれたもので、海軍航空隊基地時代はリノリウム床だったそうです。天井が格天井(格子状)になっているのも特徴の1つ。
※VR写真なので見上げたり見下ろしたりしてみて下さい。

この部屋は小道具類も多く展示されています。

部屋の反対側にもいろいろ。

次は屋外の遺構を探します。

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