忍城時代祭

城めぐり・忍城登城の日は、ちょうど忍城時代祭の当日でした。市役所~産業文化会館周辺に多数の屋台が出るほか、ステージイベント等もあり賑わいました。

そして目玉イベントがいくつか。

武者行列

まず、武者行列。

10:50頃、産業文化会館前での出陣式。
歴代の忍城城主の旗が見えます。

ホラ貝の音が響くとともに、出陣!
武将に扮しているのは地元のエライ人たちっぽいのですが名前がよく聞き取れず。市長さんや市議会議員さんもいたと聞こえたような…。足軽は一般公募のようです。

行列は500mほど進んだ清善寺で小休止。記念撮影(?)の後、鬨の声を上げて再び出発。
この後再び屋台のある祭会場へ戻り、さらに忍城前まで行列は進みます。

さて次は忍城東門前木橋で甲斐姫演武と鉄砲隊演武が行われます。人気の演目らしいので僕も早めに移動して場所の確保を…。

甲斐姫演武

甲斐姫演武は正午頃に始まりました。
甲斐姫は忍城城主・成田氏長の娘。女性でありながら武芸に優れた人物とされています。映画『のぼうの城』にも登場し、主人公の『のぼう様』こと成田長親にほのかに想いを寄せている、という描写でした。

演武の内容は、甲斐姫が敵将と一騎打ちをするというもの。演じているのは忍城おもてなし甲冑隊の方々です。

火縄銃演武

続いていよいよ目玉中の目玉イベント火縄銃演武が始まります。
東門の大扉が開くと、火縄銃隊が登場。火縄銃はすべて本物。

たとえ空砲でも、火薬を使う以上は危険なものです。銃口は絶対に人に向けられません。忍城での演武の場合は、この木橋の上から堀に沿って撃てば堀の続く50m先までは絶対に人が立ち入ることがないので安全を確保しやすいとのこと。それでもさすがに演武中は堀の延長上にある四阿付近は通行禁止になっていました。

火縄銃隊は数名ずつ3隊にわかれ、隊ごとの射撃・一人ずつの射撃・全員一斉射撃と3回の射撃を見せてくれました。迫力。

演武は川越藩火縄銃鉄砲隊保存会の皆さんによるものでした。

火縄銃の射撃場面を見る機会は滅多にありません。
貴重なものを間近で見られて満足でした。

忍城時代祭について

ここ数年は11月第2日曜に開催されているようです。
タイムスケジュールもここ数年はほぼ同じで、
10:40頃に武者行列(産業文化会館前より出発)
12:00頃~と13:30頃~に火縄銃演武(忍城東門前)
となっているようです。
※公式サイトが見つかりません…
※商工会議所のFacebookアカウント以外では2018年以前の情報しか見つかりません…

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