黒部湖遊覧船ガルベ

黒部湖駅

黒部湖駅到着は14時過ぎ。
黒部湖駅は、駅全体がトンネルの中です…と書くと、地下鉄の駅もそうだろ、と言われてしまいそうですが…一般的な地下鉄の駅では線路のあるトンネル部分以外は普通のビルの地下室と同じように壁は鉛直・天井は水平な平面の所が多いですが、ここでは先に円筒形のトンネルを掘って、その中に駅施設としての備品を運び込んだような内装になっています。荷重が大きいためでしょうか。

9月…まだ市外地は暑さが残る時期ですが、待合室には『暖房中』の文字が。
…いやさすがにそこまで寒くないのですが、外し忘れかな。

遊覧船ガルベ

外へ出ると目の前にダムえん堤が続いているのですがそちらへは向かわず、黒部湖岸に沿った道に折れて遊覧船乗り場へ。

遊覧船ガルベ待合室は少々混雑していました。
が、幸いすぐ次の14:20発の便にまだ席がありました。

黒部湖遊覧船ガルベは80人乗りです(シートは46人分、34人は後部デッキで立ち乗り)。
速力13.5ノット、発着場から黒部湖の上流にむかって4~5kmほどの距離を30分かけて往復します。

ガルベの名はアイヌ語からつけられたそうです。実は『黒部』の名も『黒い川』または『魔の川』という意味のアイヌ語が元になっているとか。

標高1440m、日本で最も高い場所で運行する遊覧船です。

待合室から乗り場まではこの長い階段を上り下りしなければいけないのがちょっと大変です。ダム湖の水位によって高さはかなり変わるそうですが。

シートは確保できたのですが、窓ガラスがキタナくてキレイな写真が撮れないので、結局後部デッキに出てしまいました。

山の緑がキレイ!
風が気持ちいい!

この写真の中心付近、ずっと奥に黒部ダムのえん堤が見えています。

このあたりがガルベ遊覧コースの一番奧です。
黒部湖に突き出した岬の上には展望台があります。ガルベ乗り場前からここまで遊歩道が続いていているようです。…今回は往復10km歩く根性も体力も時間もありませんが。

再びダムえん堤付近まで戻ってきました。えん堤が手前側に膨らんで湾曲しているのが判ります。
こちら側からだと実感できませんが、あの向こうは高さ186mの断崖絶壁なんですよね。

右手には黒部ダム展望台が見えています。
…というわけで30分があっという間の水上散歩でした。

ガルベ待合室近くにはカンパ谷吊り橋があり、ここから湖畔遊歩道がずっと続いています。
今回はそちらへは進まず(そろそろ体力がw)、次はダムの方へ…。

データ

黒部ダム湖上遊覧船ガルベ

Webサイト黒部湖遊覧船ガルベ
運行期間6/19~11/10
料金大人1,100円、小人550円

※データは2021年2月修正

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