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金山城 その1

金山城について

群馬県太田市にある金山城に行ってきました。

金山城は標高235.8mの金山の上に築かれています。三の丸・二の丸・本丸が一列に配置された【連郭式】です。

東日本の山城には石垣がほとんどないと言われているのですが、この金山城は石垣ばかりでなく通路まで石敷きで舗装されているという非常に珍しい石造りの山城です。上杉謙信の攻撃を退けたことなどから関東七名城の1つに数えられています。

城の歴史は室町時代の1469年まで遡ります。岩松氏、由良氏、国重氏、北条氏と城主が何度も代わり、1590年に豊臣秀吉に攻められて落城、廃城しました。

現在は国の史跡となり、公園として整備されています。

城址入口~馬場下通路

太田駅から金山の麓にあるガイダンス施設まで3km、そこから城址入口までさらに上り坂を1kmほど歩かなければいけないので、駅からタクシーで上れるところまで上って貰うことにしました。

ここが城址の入口。駅からここまでのタクシー代は1500円くらいでした。
自分の車で行く場合、この100mくらい先に駐車場があります。

南西から北東に向かってほぼ一直線、端から端まで約500mの細長い部分が一般公開範囲として整備されています。
全体図に
『物見台まで約10分→大手虎口まで約15分→新田神社まで約20分』
と書いてあるのですが、すべてこの案内板を起点とした時間のような??つまりここから新田神社まで脇目も振らずに歩けば合計45分ではなく20分で到着すると思います。

右に伸びる舗装道路を通っても南曲輪まで行けます。今回は旧通路(中央の階段)を通って先へ。
作業車が入れるようになっているのでしょうか(一般車は入れません)。
手っ取り早く日ノ池だけ観たい・100名城スタンプだけ欲しい人は右手の舗装道路をどうぞ。10分ほどでたどり着けます。

見学コースと直角に交差する【西矢倉台西堀切】。
かつてはこちらを下るのが主要路で、よく見ると底の部分は石敷きで舗装されています。
現在は途中で通行止めになっています。

これも見学コースと交差する【西矢倉台下堀切】。

【物見台下虎口】。
左手に見える大きな岩盤を削って作られた大きな堀切に土橋が渡されています。その先は石積みで通路を挟んで狭い入口になっており、侵入者が先を見通しにくいようになっています。

【馬場下通路】。左手の斜面の上に【馬場】があります(あとで上ります)。通路の石敷きが残っています。右手の石垣は中央部が崩れた状態のまま保存されています。

馬場下通路の途中でこの【竪堀】に降りるか、木橋を渡るかに分岐します。

竪堀に降りると戻ってくるのが急斜面で大変なので、木橋を渡り先に進みます。

馬場下通路の続き。ここも石敷きが残っています。

馬場下通路脇、建物跡。
この先にもう1つ建物跡があります。

馬場下通路を直進するとこの先は通行止め。
左の階段を上ってみます。

大手口馬場

上った先は【大手口馬場】。
先ほどまでずっと東に向かって進んでいたのですがこの写真は西側を向いて撮影。写真左側(南側)に馬場下通路があります。よくみると右側には小さな石垣があります。

馬場にある建物跡。礎石がいくつか。

馬場の南側端は通路で、石で舗装されています。

馬場の南西端には【物見台】があります。
このあたりの土塁・石垣からは火縄銃の弾丸などが出土しているそうです。

物見台からの眺め(北側)

物見台から南側を観ると、先ほど通った馬場下虎口周辺の構造がよく判ります。

物見台を降りてふたたび城の奥(東)へ向かいます。馬場の東端から【馬場曲輪】を見下ろしています。
ここから石敷き通路を降りて馬場曲輪へ降りられます。

馬場曲輪

馬場曲輪の建物跡。馬小屋など?

馬場曲輪の建物跡を利用して作られた休憩小屋。

馬場曲輪南東端から全景を。

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