波照間島北部の遺跡

午後は島北部にある史跡を回ります。

ぶりぶち公園(下田原城跡)

まず【ぶりぶち公園】。【下田原(しもたばる)城】の跡です。

『公園』と言っても、座り心地の悪そうな汚いベンチが3つほど並んでいるだけです。もっと気温が高い季節には蚊も多そうで、座ってのんびり休むという雰囲気でもありません。

ここは古い城跡でもあります。
正面の岩の壁は人工の石積にみえます。左手には階段のようなものも見えます。
これが城の遺構でしょうか?

階段状の部分から上へ。
人工の階段だとすると、ゆるい弧を描き段差が小さく全体的な傾斜も浅い、本土の城とはまったく異なる形状です。

上に昇るとある程度広い面積の水平な場所がありました。よくみると石積が周囲をぐるっと囲っているようです。見通しが悪いので構造がどうなっているのかよく判らないのですが、曲輪(という言い方をするのかは判りませんが)の1つだと思います。

見張り台のような石積を発見。

見張り台?からは海が見えます。木がかなり邪魔ですが…。

まだ奥に城跡が続くのかもしれませんが道がまったく判らないので見学はここまで。

※この後、沖縄本島の博物館で立体模型を見ることができました。順序が逆だったら模型の写真を見ながら探索出来たのに…。

シムスケー

シムスケーへ至る道はGoogleMapには記述がありません。今走っている場所も舗装された道路が続いていますが、GoogleMapだとこの手前で途切れています(2019年3月現在)。

貯水池に沿って緩い坂を下っていくと…

…あそこかな?

【シムスケー】周辺。
シムスケーとはかつて大干ばつから村人を救った古井戸です。牛がこの場所で角や足で水を掘り当てて飲んでいることから発見されたのだそうです。

井戸本体。周囲は石で固められています。

覗き込むとちゃんと水が湧いています。

VRでも井戸内を撮影してみました。

この穴のあいた石は、シムスケー周辺写真の右奥の茂みの中にありました。
井戸発見のきっかけになった牛を繋いであった石が残っている…と聞いたのですが、これがそうでしょうか。

シムスケーから戻る途中、道の真ん中にヤギが寝そべっていました。脇を通っても逃げたりしません。このヤギや、前の方にあった貯水池近くのヤギは紐で繋がれていますが、子ヤギなど繋がれていないヤギも多くいます。

おまけ

実はシムスケーに向かう途中で道を間違えて…

ヤギの一群に迎撃されました(笑

…騒がせてスマン。

データ

ぶりぶち公園(下田原城跡)

地図GoogleMap
見学時間見学随時
休業日なし
入場料無料
備考駐車場、トイレ、飲料自販機はありません

シムスケー

地図GoogleMap
見学時間見学随時
休業日なし
入場料無料
備考駐車場、トイレ、飲料自販機はありません

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