石垣山城(一夜城) その1

石垣山城について

岩垣山城全体図
(バス停すぐの案内板より)

続100名城登城6城目(通算104城目)は、小田原の石垣山城いしがきやまじょうです。

石垣山城は、小田原城からわずか3kmほどの山の上に築かれた山城です。本丸を二の丸・南曲輪・西曲輪が三方から囲む、梯郭式とよばれる配置になっています。

石垣山城は、豊臣秀吉が小田原北条攻めの際に築城しました。木に隠れて極秘で築城し、完成後に周囲の木を切り倒したことから、北条方からは一夜にして突然城が現れたように見え、戦意をそがれたという逸話が残っています。そのため一夜城という別名でも呼ばれています。実際には完成まで80日ほどかかっているということですが、それでも城の規模に対してかなり短い工期だったのは間違いないようです。しかも関東には珍しく大規模な石垣を備えており、当時の秀吉の勢力の大きさが判ります。

現在は、石垣山一夜城歴史公園として整備されています。

いざ登城

岩垣山城へ公共交通機関で行く方法について、ガイドブックやwikipediaには『JR早川駅または箱根登山鉄道箱根板橋駅からタクシーまたは徒歩数十分』と紹介されていますが、実は土日なら小田原駅前から観光周遊バスうめまる号が利用できます。片道300円とタクシーに比べて激安。かなりの高さがあるので上りだけでも車を利用した方がよいでしょう。

小田原駅前からバスに乗って20分ほどで一夜城歴史公園に到着。山の上ですが大規模な駐車場があります。その奥には自然食レストランのヨロイヅカファームがあります。
右手に見えるトイレの前に続100名城スタンプがあります。忘れずにゲット。
またトイレ周辺ではWifiが使えます。電波弱いんですが。

駐車場と道を挟んで反対側、最初にして最大の見所のひとつ、南曲輪下の大規模な岩垣。
のぼりくちもこちら。

南曲輪の脇を通って伸びるこの道は二の丸まで続いています。

途中に南曲輪へ上る分岐があります。岩だらけですが一応上れます。
が、今日は先に二の丸方面へ進みます。

案内版には岩垣山城ARについて紹介されていました。小田原さんぽという小田原市内の観光スポットを案内するアプリで、GPSで計測した現在位置を元にその場のかつての姿をCGで復元するソフトのようです。岩垣山城についても数カ所対応していましたが、かなり位置がずれて表示されていました…。現地は電波が弱いので、興味のある方はあらかじめダウンロードしていくのがいいと思います。

二の丸下を上ったり下りたりまた上ったり…と続く通路。
脇にある小屋は電源管理施設で、復元物や展示施設というわけではありません。

二の丸

二の丸
二の丸は城内でももっとも広い曲輪です。写真は本丸に隣接する二の丸の中心部分で、1辺約70mの正方形に近い形状です。さらに北に細長く張り出した領域や、南曲輪と接続する帯郭状の領域まで含めて二の丸としています。
写真初期方向背後の山は本丸です。

二の丸から井戸曲輪方面へ進む途中に残る櫓跡。築城当時はもっとはっきりとした台型になっていたと思うのですが、崩れてしまったのか、現在は低くなだらかな土盛りになっています。

ここも二の丸の一部、中心部分から50mほど北に向かって張り出した細長い領域です。
写真初期方向右手の下は井戸曲輪です。

二の丸の北端には展望台があるのですが、ロープが張られ立ち入れないようになっていました。

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