龍泉新洞科学館

龍泉洞をでた後は、道路を挟んだ向かいにある【新洞科学館】へ。
こちらは博物館の扱いで、中は撮影禁止でした。
龍泉新洞科学館・入口.jpg


エントランスでは洞窟調査の方法についての解説。
簡単なジオラマで、地下深くへの調査の様子が表されています。
縄ばしごで垂直な穴を下り、地底湖へ潜り…。
地底湖の探索ではボートやダイビング装備も利用。
実物の装備品の展示もありました。
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そこから人工トンネルの階段をずっと下りていきます。
トンネル内には鍾乳洞と鍾乳石の種類についての展示がありました。
ヘリクタイト、ヘリグマイト、バタフライ。石花、ムーンミルク、石膏花、ブルッシュ石…
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そしていよいよ洞内へ。
洞穴真珠(洞窟この中で転がりながら成長した石灰石)、
フローストーン(壁や床を覆うようにできた鍾乳石)、
大きな岩を覆ったフローストーンが陥没によりひび割れて亀の甲羅のようになったもの、
リムストーンとリムプール(緩い斜面などにできる階段状の石灰石)
などの実物。
ストロー(中空になった細い鍾乳石)、
めずらしい流磔棚(かつて水が流れていた高さにできた鍾乳石)、
地上から落ちてきた水によってできた垂直の穴、
さらにそれが新たに成長した鍾乳石でふさがれつつあったり…
こちらは形を何かに見立てる面白さやライトアップによる演出はなく、
様々な過程で様々な形の鍾乳石ができる様子を解説。
これだけの種類が1箇所で観察できるのは珍しいようです。
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最後に、この洞窟で暮らしていたとされる原始時代の人々のジオラマをみて、新洞の見学終了。
美しい龍泉洞と、鍾乳石について学べる新洞。
どちらも非常に印象深い見学となりました。

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