ねぶり流し館で竿燈に触ってみる

【秋田市民俗芸能伝承館】、通称【ねぶり流し館】は、その名の通り秋田の民俗芸能についての展示・解説・実演を学べる施設。竿燈祭り見物前の予習には最適です。
久保田城の次は、この【ねぶり流し館】へ行きました。


ねぶり流し館外観.jpg
建物外観。
右の方に竿燈が飾られているのが判るでしょうか?
この【ねぶり流し館】と、隣接する【金子家住宅】は1枚の入場券で見学できるのですが、さらに少し離れたところにある【赤レンガ館】も見学できる共通券があるというのでそちらを購入。250円。
ねぶり流し館1階.jpg
1~3階まで吹き抜けのホール。
右手に並んでいるのは、各組(町会など)のマークの描かれた提灯。
左手には竿燈が並んでいて、実際に持ってみることもできます。
奧で太鼓を叩いている3人の女の子たちは、本当に囃子太鼓の叩き手だそうです。
まだ小学校6年生と言っていましたが、確かにやたら上手い!
ねぶり流し館1階2.jpg
竿燈を持ち上げている人形。実物大。
ねぶり流し館1階3.jpg
中央の男性はねぶり流し館の職員なのかな?
解説をしながら、ネクタイ姿のままやたらと上手く竿燈を操っています。
この写真を撮ったあと、僕も竿燈を持たせて貰いました。
一番小さいもの…本来は小学生までの子供用…に挑戦。
重さ6kg。
持ち上げるだけならともかく、数mの棹状だとバランスを取るのが非常に難しく、手のひらの上でほんの数秒立るのが精一杯。
肩の上に乗せる?額で支えてみろ?…ゼッタイムリ!
大人用の一番大きいものは50kg、高さ12mにもなるなんて…。
そうなると持ち上げるだけでもかなり大変なのに…。
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竿燈が倒れそうになった時、竿が引っかかるような高さにワイヤーが張られているので、倒れた竿燈が他のお客さんの頭を直撃!ということはありません。
見学に行ったら、ぜひ実際に持ってみることをオススメしますw
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ねぶり流し館2階秋田漫才像.jpg
吹き抜け部分が建物の面積の大半を占めているので2~3階の展示スペースはごくつつましいものですw
秋田の伝統芸能の衣装や小道具などを展示。
写真は東北漫才、だったかな?
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というわけで、竿燈祭り見物前の予習完了w
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【秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)】
http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/ak/fm/fmtop.htm
秋田市大町一丁目3番30号
観覧時間:9:30~16:30
休館日::年末年始、展示替期間
観覧料:200円(中学生以下無料)
見学所要時間:30分

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